ドクターエイコの人生向上計画

医師の仕事を休んで期間限定で無職に…この機会にアンテナを多方面に張っていく。

【ロンドンで無料の英語クラス】Functional Skills courseに通う

前記事でお話したように、流れに身を任せていたら無料の英語クラスを受講できることになっていました。

せっかくロンドンにいるから語学学校に通って英語を上達させなきゃと思いながら、値段も高いし、旅行に行くタイミングも難しくなるし…と言い訳を並べて躊躇していた私ですが、このコースは週4回もあるので、自ずと語学学校に通う選択肢が消滅しました。

以下、情報をまとめます!

 

コース名 Functional Skills course

期間 9月~11月(10月下旬に1週間の秋休み)

授業日 月曜日と火曜日 対面クラス9:30~12:00

        水曜日と木曜日 オンラインクラス(Microsoft Teams)9:30~12:00

費用 無料

内容 writing, reading, speaking

テスト 11月末にwriting, reading, speakingそれぞれのテスト

レベル

  • Entry 1
  • Entry 2
  • Entry 3
  • Level 1
  • Level 2

 

私はLevel 1のクラスに通いました。生徒の人数は約15人、私が住む地域にはバングラデシュ人のコミュニティがあるようで、半数以上がバングラデシュ人で、その他はギリシャ人、インド人、そして日本人の私という構成でした。先生はルーマニア出身で、アメリカ在住歴もありますが、現在はイギリス国籍を取得している女性の方。外国人の年齢を見た目から判断できないのですが、小さな娘さんがいる位のご年齢のようでした。

 

授業

reading, writing, speakingのテストに合格することを目的とした授業内容です。

・Reading

特にreadingは今まで日本で学んだこととは少々異なる部分にfocusが当てられていると感じました。

Readingの大枠は以下です。

  • Punctuation(句読点)
  • Purpose of a text(文章の目的)
  • Organization Features(文章の構成)
  • Language Features(文章の種類)

 

  • Punctuation

個人的には、今までなんとなく使っていたコンマの使い方を整理できて良かったです。

他にもCapital Lettters(大文字をどこで使うか)、Full Stops(「.」で文章を区切る)、Question Mark(?)、Exclamation Mark(!)、Apostrophes(アポストロフィ’)について触れていました。

試験に向けての練習問題は、以下。

Punctuation markの名前は"exclamation mark"、説明は"emphasis"です。

ちなみに、この引用のit’sのアポストロフィの役割は「短縮(contraction)」。試験本番は選択問題でcontractionを選ばせるものでした。句読点の役割を試験の解答に求められるのは、日本で長く受験勉強をしてきましたが今まで経験のないことでした。

 

  • Purpose of a text

この選択肢は4つで、To persuade, To instruct, To inform, To describeのうち、文章がどれを目的に書かれているかを考えましょう、というものです。

練習問題は以下。

この問題文のように、取扱説明書のような文章や料理の手順書であれば”To instruct”、広告のような文章であれば”To persuade”、行政からのお知らせ等であれば”To inform”、物語の内容であれば”to describe”といったところ。

実際、To informとTo describeの境目は微妙であったり、これらを分類することに意味があるのかしら…と思ってしまったのですが、試験に出るから仕方ないと割り切りました。しかも難しいことではないのでノーストレス。

 

  • Organization Features

英語の文章の構成には見出し(Heading)やサブの見出し(Subheading)があって、空行(Line spacing)を設けることによって段落(Paragraphs)を分けています。

その際に、見出しを目立たせるために大文字(Capital letters)や太字(Bold text)を使ったり、文字の大きさ(Font size)を工夫したりします。こちらも、日本の受験勉強では気にもとめていなかった部分ですが、自分でWriting(英作文)するときにこれらの方法を意識すると、ぱっと見たときに人の目をひき、見やすくすることができると感じました。

ちょうどエリザベス女王がお亡くなりになったタイミングだったので、テキスト内容もエリザベス女王一色。

余談ですが、英語のクラスに在籍したことによって、この国の人々の女王への関心の高さを非常に強く実感することができました。

 

備忘録として、Organization Featuresを列挙しておきます。

  • Capital letters
  • Heading
  • Subheading
  • Bold text
  • Italics
  • Line spacing(Paragraph)
  • Font size
  • Underlining(Byline)
  • Speech bubble
  • Columns
  • Text box
  • Caption
  • Bullet points
  • Numbered list
  • Color

 

追加でWebsiteの場合は以下もあります。

  • Tab/Menu
  • Hyperlink
  • Icon

  • Language Features

Organization Featuresは文章の見た目をわかりやすくする構成でしたが、Language Featuresは文章を読み手に伝えるための手法です。これは少々厄介でしたね。英語の文章の書き手が文章を魅力的にするために何を意識しているのか知ることは良かったのですが、この手法を表す単語を頑張って覚えようとはあまり思えず…私はテスト対策と割り切ってやり過ごしました。簡単に列挙します。覚え方としては、各単語の頭をとって”I HAD A FOREST”+いくつかの単語です。

 

  • Imperative(命令口調 Imagine~ 等)
  • Hyperbole(大げさに言う Millions waited~ 等)
  • Anecdote(逸話)
  • Direct address(you, your)
  • Alliteration(remarkable reignやgood graspのように単語の頭の文字を揃える)
  • Fact
  • Opinion
  • Rhetorical questions(反語 だれが~しようか、いや~ない)
  • Emotive language(Thank you, exciting, ridiculous, suffering, incredibly)
  • Statistics(統計)
  • Three (rule of three) (3つ列挙する yellow, blue, and red)

プラス

  • Simile(~のような like)
  • Metaphor(たとえ話)
  • Repetition(同じ単語を繰り返す)
  • Superlative(最上級を使う)
  • Exclamation mark (!)
  • Question mark (?)

 

授業では文章を読んで、文中にどのLanguage Featuresが使われているかみんなで考えていきます。

テストでは、文中にどのLanguage Featuresが使われているか解答することに加えて、FactとOpinionについての問題が別に用意され、この一文はFactかOpinionか、を答える必要があります。この問題に関しては、とても簡単に判別できるので特に困難を感じなかったです。例えば、

It is inconvenient. →Opinion

Food banks stock food and basic supplies.→Fact

といったかんじ。

 

・Writing

このパートに対する先生のサポートはとても良いトレーニングになりました。コースが始まってから早々に、先生と個人面談する機会があり、その際に全体の宿題とは別に、生徒ひとりひとりにweekly taskが与えられます。私は2-3 paragraphsのwritingを1週間に1本書くことがtaskとなりました。毎週、先生がきちんと添削してくれて、このサポートは本当に素晴らしかった。無料で良いのかしら、と思います。お題はなんでも良いので、私は「都会と田舎どちらに住むべきか」「NHSの問題点」等について書きました。

writing試験に向けては、とにかく英作文を書く、という練習に加え、どのようなシチュエーション、誰に向けて、どんな種類の英文を書くかによって、決まったスタイルがあるということを学びました。

Formalな手紙、メール、レポート、記事(Article)、目撃者の供述書(Eye witness statement)、レビュー、ブログ、インフォメーション、ニュースレター、日記、Online feedback formを英文で書く時のお作法を学び、決まった形に従って書くように指導を受けます。

試験では、まず与えられたお題が、どの種類の英作文を要求しているのかに注目し、型に沿って書くことが加点対象になります。

例えば、Formal letterの場合は右上に送り主の住所と日付、文頭に受取人の住所を記載し、Dearから文章を開始します。”I am writing to 動詞”でこの手紙の目的を書き、文章の最後はお返事待っています”I look forward to hearing from you at the earliest of your convenience.で終えて、相手との関係性に相応しいEnding(迷ったらBest Regards, と習いました)とfull nameを書く。という流れです。

この型に沿っていることがwriting testを合格するために必要とのことでした。

実際、目撃者の供述書や記事を書くことはあまりないかもしれませんが、手紙やメール、レポートの書き方は体系的に習ったことがなかったので、今後自信を持って書くために非常に有用と思いました。

 

・Speaking

このパートの試験はプレゼンテーションとグループディスカッションです。まず、生徒全員に向けて、Technologyという大きなテーマの中で自分が興味ある分野を選び、3分間のプレゼンテーションの準備をするよう指示されました。1週間程度の準備期間を経て、クラスで各々がプレゼンテーションをします。私は携帯電話Mobileをテーマにプレゼンしました。その後、試験本番に向けて自分でテーマを決めて、何度かプレゼンの練習の機会を与えられました。試験本番では3-4分間のプレゼンの後、他のグループメンバー2名から各2つの質問を受けるというスタイルです。

グループディスカッションの練習のお題は、ランチタイムクラブ(お昼ご飯の後の1時間程度のグループアクティビティ)に相応しい活動のアイディアについて、でした。こちらも1週間程度の準備期間があり、私はガーデニング、グループメンバーはヨガやペーパーワークのアイディアを出し、この中でどれが一番相応しいかを15-20分かけて話し合います。試験本番では、健康的な生活を送るために一番良い方法は?というテーマを事前に与えられて準備しました。

 

以上が、ロンドンで受講できる無料の英語コースの内容です。Level1の試験に合格すると、次はまた無料でLevel2のコースを受講できます。週4回、この内容が無料ってすごいですよね…!

ご参考になると嬉しいです。

【イギリスで無料の英語コース】Functional Skills EnglishとESOL

ロンドンに移住している外人(日本人ではない外国人)に、「ロンドンのどんなところが好きなの?」と聞くと、みんな口を揃えて、

 

多様性( diversity )があるところかなあ」

 

と言います。確かに、人々は様々な国からロンドンに集まり、生活をしています。

 

英語を母国語としない人々が多いからでしょうか、ロンドンには無料、もしくは安価で英語を学ぶことができるコースが多く用意されています。

City CouncilやGovernmentにとっても英語で意思疎通を図ることができる人間が増えることにはメリットがあるのだと想像します。

 

今回はまず、私がFunctional Skills EnglishESOLを受講するまでの経緯を書いていきたいと思います。

 

無料英語コースといえばESOL

有名なのはESOL(=English for Speakers of Other Languages)です。私もまずはネットで「ESOL London」と検索しました。すると居住地区に応じて開催予定の施設が表示されます。

ESOLはCity Council主催のことが多いようですが、私の居住地区(East London)で検索すると大学開催のESOLが多かったです。西側の、日本人が多い地域に住んでいるお友達はCity Council主催のESOLに通っていました。

いくつかの施設に応募したのが5月のこと。自動返信のみで音沙汰がないところがほとんどでした。

ESOLは4月スタートと9月スタートの年2回のコースで、私の場合は9月の開始日の直前に登録会が開催されました。6月下旬に突然大学から、Invitationが届き、7月にAssessmentを受けて、9月1日に登録、9月13日からESOL Level1 Speaking & Listeningをスタートしています。

 

ESOLは無料と聞いていましたが、私は大学主催のためなのか、大学への登録料として£30を支払いました。

9月~1月までの週2回、18:30~21:00の対面クラスで、登録料以外のお金はかかりません。登録会の日に写真を撮られて、学生証を発行してもらいました。

 

まずは流れに身を任せて

5月に申し込んだ中で、唯一すぐに返信をくれたのが、自宅近辺の職業相談所のような施設でした。

ESOLではなく、English Conversation Classを無料で提供していて、5月18日からコース開始予定とのこと。

早速、参加を希望すると連絡するとtutorを紹介すると言われ、tutorとの面接のアポイントメントを取ってくれました。

 

tutorはインド系の女性で、とても親切でした。

私のスピーキング力をチェックして、「午前のオンラインの中級コースと、午後の対面の初級コースを両方受講してみて」と提案してもらい、

5月から7月まで週1回、10:00~11:30のオンラインクラス、 13:00~14:30の対面クラスを続けました。

レベルとしては午前の中級クラスが私にはちょうど良く、午後の対面クラスの参加者のレベルはかなり初級の印象でしたが、授業内容としては料理の工程を説明したり、道案内をしたりと有意義に感じたので継続することにしました。

コースを終える頃の7月19日に、tutorから

「9月から12週間のFunctional Skills English Coursesが始まるから興味があるかどうか教えて」

と連絡をもらいます。

「このコースは無料よ」

とのことなので参加を希望しました。

Assessmentを受けて、9月5日から始まるFunctional Skills English Level1の受講が決定しました。こちらは週4回、月曜と火曜は対面、水曜と木曜はオンラインで9:30~12:00のクラスです。

 

秋から突然忙しくなるロンドン生活

気が付いたら9月からは2つの無料英語クラスを掛け持ちすることになってしまいました。

ただ、2つも受講できるご縁に恵まれたことはラッキーな気がするので頑張ることに決めました。

嫌になったらドロップアウトすれば良いから、と思って始めましたが、私は典型的な真面目な日本人なので、そんな簡単にやめられないのだなあと、今、終えてみて実感しています。

各クラスの詳細はまた別の記事で。

 

Best Regards,

Ako

こだわりの強い女医が選ぶおすすめ日傘2選

日傘にこだわり過ぎて長文が過ぎるので、唐突ですが、まずおすすめ日傘2選を発表したいと思います! 何の説明もなく笑

 

今年の日本の猛暑はひどかったと聞きます。

欧州は、日本のように湿気を帯びた熱波が襲ってくるというよりも、強烈な日差しでジリジリと焦がされるような夏でした。

 

日本や韓国では美白を目指す女性が多いですが、欧州の女性は日に焼けることをあまり気にしていないように見えます。

夏休みの後に日焼けしていないと、バカンスに行けなくてかわいそうな人だと思われると聞いたこともあります。

確かに旅先で海辺やプールサイドを見回すと直射日光を浴びて気持ちよさそうに寝ている人々の多いこと。

もともと色が白い白人の方々が太陽を求め黄金色の肌を目指し、黄色人種に生まれた我々は必死に日陰を探して色白を目指すとは、人間とは自分が持たないものを欲しがる悲しき生き物だなと実感します。

 

もれなく無いものねだりの人間である私は、日焼けしたくありません。

日本ではこまめに日傘をさしていて、欧州でも、周囲の誰も傘なんて開いていなくてもメンタル強く、日傘をさしています。

おじちゃんにWhy do you use an umbrella?

と聞かれたり、

Is it raining?

といじられたりしますが気にしません。

将来、しみができて、レーザー治療のために美容医療クリニックに通うのは大変なので、今、人の目なんて気にせず太陽を避けています。

 

そんな私は皮膚科専門医ではないので、あくまで皮膚に興味がある医師がこだわりを持って選ぶ日傘を以下に紹介したいと思います。

 

~私にとって日傘とは、常にバッグの中に入っていなければならないもの~

・こだわりその一

 軽くて小さいこと

 手元のハンドルはくるんと持ちやすいタイプではなくコンパクトな丸いタイプが好き

 

~雨に濡れても気にしないようなワイルドな女ではないので常に持ち歩く日傘でふいの雨にも対応したい~

・こだわりその二

 晴雨兼用

 

~せっかく人から後ろ指さされるリスク背負って日傘さしているんだからちゃんと太陽は遮って~

・こだわりその三

 ほぼ完全遮光(表か裏に黒、紺色、銀色の何れかを使用して欲しい)

 

~一瞬も立ち止まりたくない。時間はみんなに平等で、かつ限られたものだから~

・こだわりその四

 手開き式または自動開閉式 (ポキポキ式NG)

 

~毎日使うものだから、消耗品なのよ~

・こだわりその五

 値段は2000円~4000円が良い(4000円近いと躊躇する)

 

~日傘さしていると美意識高いと思われがち、プレッシャーかかる世の中だから、せめておしゃれって思われたい~

・こだわりその六

 エレガントなデザイン

 

以上を満たすものをいつも選んでいます。

特にポキポキ式か一気に開閉できるタイプかどうかは店頭で探すときにも記載されていないことが多く、セール会場で傘を開いては閉じてを繰り返して探していました。

今は主にネットで購入していますが、この大事なポイントにつき記載していないサイトの多いこと…!

あと、SNSでよくおすすめされている日傘はとにかく上質でしっかりしている物、つまり重い日傘が多いと思います。私は、毎日重い荷物を持ち歩くと長期的に背骨が曲がったり、各関節に負担がかかり老年になった時のパフォーマンスに関わると考えていますので、軽量で、だからこそ3年4年使ったら調子が悪くなって買い替えても仕方ないという基準で選択しています。

数ある日傘から時間をかけて探した以下の2点、どちらも私のこだわりを満たしてくれたのでご紹介します。

 

〇おすすめの日傘 その一

日本に居住している時に購入。

私は当時、デザインの可愛さにひかれてオフホワイトを選びました。

ピンクのお花の刺繍がとっても可愛い!

こちら220gと軽量で(一般的に素敵なデザインの日傘は300g以上、しっかりした物だと400g近くになります)、もう3年ほど使用していますが骨もしっかりして折れる気配なし。プリント柄ではなく立体的な刺繍デザインなのに3000円代の商品はありそうで多くはない。

お気に入りなのですが、皆さんになぜ紺色をおすすめするかと言うと、白だと少し、太陽光線が気になるから…!

こちらのオフホワイトは裏地も白なので遮光率100%といっても少し眩しさを感じるのです。実際の日焼けにはつながらないかもしれないのですが、更なる安心感の確保のためにネイビーをおすすめします!!

 

〇おすすめの日傘 その二

両親が、私が居住する海外に遊びに来る前の段階で実家に配送、スーツケースに忍ばせて持ってきてもらいました。

 


 

 

こちらのおすすめポイントは何より、約150gという衝撃の軽量であることです。

軽量の折り畳み日傘にありがちなのが、拳ほどのサイズに畳める代わりに開くと十分なサイズがなかったり、畳むときにヒダが多くてくしゃくしゃになるタイプ。

こちらはそんなことはなく、畳むと一般的な日傘の長さ。でも生地が薄いからか太さはコンパクトで良いです。

遮光の程度も問題なし。レース部分は本物のレースではなくプリント柄ですが、上品でエレガントです。

軽量なので、太くて頑丈な骨ではないですが、良い意味で柔軟性がある骨だと思います。私が居住する地域は晴れていても強風が吹くことが多く、頑張って日傘をさすと時々傘が裏返ります。私はこの傘を宝物ではなく消耗品と考えているので、

傘が裏返るリスクがあっても、日に焼けないために強風の中、日傘をさす選択をする人間です。今夏何度も裏返りましたが、骨は折れることなく経過しています。

大好きで、私用にネイビー、母用にもブラックを購入しました。

口コミ数少なく、購入時は不安でしたが買って良かった! おすすめ。

 

こだわりが強すぎて長くなりましたが、選択肢の多すぎる日傘選び、私のこだわりに共感して下さる方のお役に立てると光栄です。

 

Kind regards,

Ako

私は暇である、と堂々と宣言したい

結論、

昭和生まれならではの恥ずかしさを我慢して宣言すると、海外で無職の私が日中何をしているかというと、

YouTube鑑賞、

ネットサーフィン、

英語の勉強ほんのちょっと

 

リアルな場面では、まだ恥ずかしくて

「特になにも人って働かなくても日々を過ごせるんだなと実感しています

と何とも会話の広がらない、つっまんない返しをしてしまっています、エイコです。

 

日本では、平日仕事して、土日も非常勤の仕事入れて、飲みに行って、釣りをして!と堂々と語っていた私が輝いて見える。

 

今の私はつまり、です。

ここで、暇なことを自慢できるようになったら私は先進的に働く人たちのフィールドに一歩近づいたということだと思います。

私も多くの日本人に漏れず、労働がお金に繋がることを疑わず30年以上生きてきました。

しかしこれからの時代は自分はあくせく働かず、自動的にお金を生み出すシステムを作った人が勝ち、カッコいい!となってくるのかなと肌で感じています。

医者の中でも、オンラインでカバーできない系、実地であくせく働く系の医者の市場価値は下がっていくのかもしれませんね。(現時点では、患者さんに直接会って話して触って診察して、処置、オペするのはかっこいい側の医者です)

 

自動化された収益を得ている人といえば昔から身近なのは地主さんでしょうか。

若かりし頃の自分は、親が土地持ちでお金持ちな人よりも、しっかり働いて対価を得ている人が好きなんて考えていました。

 

いやいやいや、ばかばか、

働かずにお金を得られるなんて最高じゃん、

どんな美学掲げて20代やってたの!

 

と叱りたい。でも、今も変わらず思うのは、単に自動的にお金が入ってくるってだけでは勝ってなくて、自分で、自動的にお金が手に入る仕組みを考えて作って維持管理、それを増幅させている人が勝ちですよね。

親か祖先かが偶然買ってくれていた土地の地価が上がって、その収入で生きている人はどうしでも守りに入っちゃう。

自分の土地や家を維持管理することに一度しかない生涯を捧げちゃうのってつまらないなって私は思ってしまいます。

従って、土地持ちの家柄に生まれたラッキーな10代、20(30)の諸君!その親の資金を元手に勉強したり、留学したり、ハードな旅に出たりして、自分で新たにお金を得る(できれば心身を消耗することなく)手段、仕組みを構築できたら、スーパーカッコいい!!

特に自動的にお金が入ってくることはない大多数の諸君、共にあくせく働きつつ、カッコよく生きる方法を探していきましょう!

 

まずは、暇なことを恥ずかしいと思わないマインドから。

どうしても、忙しそうだねって人に言われると、

そうそう最近バタバタしててと言いたくなるところ。

 

忙しいアピールしたくなりますよね。わかります、だって本当に忙しいんだもん。

そして大学時代から表層下で培われた「リア充=忙しい」のイメージも影響しているかと。

仕事も遊びも、リアルが充実した人だと思われたい、

仕事頑張ってることわかってほしーい

って思考回路でしょうか。

 

これが魅力的に見えるのは20代まで。

30代に入って仕事もひと通りできるようになっている、俯瞰して見られるようになっているはずの段階で、まだバタバタしてるカッコ悪いです。

実際は任される仕事が増えてきて若い時よりもプレッシャーあり忙しいとしても、人前では余裕だよ〜って言いましょう。

本当は忙しいのに、暇だと言える人は、時間を作るのが上手い人です。

暇を誇っていいのです。

 

私も日本で実際に忙しかった時はカッコ良くなりたくて上記を意識実践していたのですが、本当に暇になっちゃうとそれを宣言するのが恥ずかしいというか、世間に顔向けできないというか隠したくなっています。

 

とにかく暇でさ、YouTube観始めたら学びが多くて、新たな発見がたくさん(にっこり)!とリアルな場面で堂々と宣言できるよう修行します。

 

Kind regards, 

Ako

予測変換が医者である自分を思い出させる

予測変換が医者である自分を思い出させる

昔、英語の授業で習ったA remind me of Bの構文です。

 

無職になって数ヶ月経過、

来年臨床に戻った時に、

今まで息をするように出てきた医学単語、

外来での円滑な表現を果たして取り戻せるのかどうか、

ふと不安に駆られます。

 

そんな私が、自分が医者であることを思い出す瞬間は、

LINEで「可能性」と書きたくて、

「かのうせい」と打つと、

まだ予測変換1位に「化膿性」と出てくる時。

日常会話では決して使わない、少しぎょっとさせる単語ですよね。

数ヶ月前までは化膿した部位を持つ患者さんをよく診察していたので多用していました。

 

忘れた方が幸せ?

見られたら恥ずかしい予測変換もある。

iPhoneに突然表示される「数年前の今日」の写真に目を見開く時もある。

 

自分が忘れていてもiPhoneは覚えている。そんな時代。

 

よく、女性は上書き保存男性は名前を付けて保存、と言いますね。

私は自分が忘れっぽいという自覚があるので、

忘れたくないからこそ頻繁にiPhoneのメモ、リマインダーを使います。

そして大切なメモはEvernoteコピーアンドペーストして保存。

 

ふと読み返すと誰かにされたこと、当時考えていたことを今の自分がどれだけ容易に忘れていることか驚きます。

 

しかしせっかく元来、上書き保存の脳みその女性に生まれたかもしれないのに

それに抗おうとすることが幸せに直結するかどうかは疑問です。

忘れた方が楽なこと、今を楽しく生きられることもたくさんあるのも事実です。

 

夫のヨッチャンは男だけど

名前を付けて保存どころか、

保存ボタンをクリックし忘れて閉じてしまってることが多々。

立ち所に忘れます。

 

先日は、

「渡英前の最後の夜に行ったお寿司屋さん、チェーンだけど美味しかったよね」

と言ったら覚えてないと。

行ったことも覚えてない。

この人を今後美味しいレストランに連れて行っても無駄だなと思ってしまいました。

良いことも忘れるけれど、悪いことも忘れるので、彼はとっても幸せそうです。

 

私は嫌なことは今後の教訓にしなければとメモするので永遠に忘れずに、

嫌だったことを糧にして生きていく…

 

iPhoneがどんどん頭良くなっているので、ある程度は機械に記憶分野を任せて、

人間は自然に覚えたり忘れたりするくらいの方が

より良い人生に直結するのかもしれません。

 

メモをやめた方が幸せになれる説、

提唱するけど私はメモをやめられないなー。

経験や知識を失うのが怖い。

AがBを思い出させるっていうのは自然だけど、

メモしてるから覚えているというのは本来忘れるべきことも無理に忘れさせない不自然な行為なんだろう。

 

わかっちゃいるけどエイコの人生向上計画は続く。

 

Kind regards,

Ako

ご趣味は?YouTube鑑賞です。ってもうOK?

語彙力低いけど、YouTubeってすごかった。

映画鑑賞は趣味として堂々たる立ち位置ですが、

 

まだYouTube鑑賞はちょっと宣言するのが恥ずかしい趣味 a guilty pleasure

に感じる時代はもう終わっていますか。

30代以上であれば、まだこの時代を生きている方が少なくないのではないかと思います。

 

私は無職になってからYouTubeを観るようになって、

知らない世界や様々な分野に関して勉強できる(その道に詳しい人が無料で授業してくれる)ツールとして素晴らしいと知りました。

 

でも、日本にいた頃はろくに観ることもなく

世の子供達がYouTuberになりたい理由を知ろうとも思いませんでした。

何となく、YouTube観るのは暇な人、というレッテルを貼っていたのでしょうね。(確かに、今の私は暇な人である。と自分で突っ込んで腑に落ちている)

今を時めく職業

数年前にYouTuberのサポートのお仕事をしている男性とデートしたことがあります。

当時の私のYouTubeの使い方は自室でMVを流してBGMにするくらい。

YouTuberが作ったコンテンツを見たことはほぼありませんでした。

そんな女医と話が合うわけないのに何度かデートに誘ってくれたその男性は、今はモデルみたいに綺麗な女性と無事にご結婚されたそうです。

 

そうです、YouTuberのサポートは稼げる仕事だったのです。

(あのデート技術で美人と結婚できたのは、都内タワマン買ってるお金持ちだからだと明言している訳では決してありません。)

 

私は金融系勤め人の父と専業主婦の母の間で育ち、

特に将来の夢を指定も否定もされたことがありませんが、

自ら、父のように毎日早起きしてきちんと働いて、しっかりお給料をいただけるようになりたいって思っていました。

 

そして受験を経て、医学生というレールに乗り、

特にキョロキョロすることなくその上を歩み、

医者になりました。

 

だから、医師等の何か国家資格を持って働いている人、聞いたことのある企業に勤めている人は同じフィールドにいるので何とか理解できるのですが、

WEB系のお仕事をしている人は得体の知れない存在で、お金の出所もわからないし結局恋愛関係に発展したことは一度もありません。

 

今思うと、これからを担う先進的な人たちで、一緒にいたら超面白かっただろうな!と昭和気質の若かりし自分を叱っています。

 

結局、その後YouTube観てみるかって思った時にそのお金持ちサポーター氏におすすめしてもらったコンテンツを観て、

YouTube面白い、タメになると感じ、今この文章を書いています。

 

出会いに感謝。美人とお幸せに!

 

Kind regards,

Ako

医者は英語も話せると思われがち

「お仕事は何をされているのですか?」

 

「医者です。」

 

「えーすごい! 」

→「見えなーい」と付け加えていただいた時はとても嬉しい。(個人差あり)

 

医者になって早数年…何度も繰り返してきた会話です。

 

本当に有難い。

 

医者というだけで世の中の皆さんがすごいって思って下さる。

 

今は海外で医業ができない身ですが、それでも日本では医者だったよ って言うと、外国人も同じ反応をしてくれます。

医者のイメージって世界共通なんだなあと実感しております。

 

なぜ、医者はすごいと思われるのか。

もちろん人の命を救っているという一般的イメージもあると思いますが、ベースには試験勉強を頑張った人だと認識してもらえるからではないでしょうか。

従って、医者の私がどんなに英語が話せないんですって主張しても、誰も取り合ってくれません。

 

実際、試験勉強は我ながら本当によく頑張ったし、そのタイミングで英検準1級も取得しているから、履歴書だけ見たら日常会話くらいはできる人と見なされる経歴です。

私自身としても受験期は英語が得意科目であり、多少の自信はありました。

 

しかし大学に入ってからは友人だけで海外旅行に行く機会も増え、いざ現地で英語を話そうとすると

何て言ったら良いのかわからない…

相手が何を言っているのかわからない…

受験生の時に難解な英文読解をこなしていたにも関わらず、英語で基本的な頼み事をすることすら困難なのです。

その時は若さもあり、ボディーランゲージや笑顔で切り抜けて楽しい旅行にすることはできたのですが、英会話への苦手意識が深く刻まれてしまいました。

 

例えるならば、

自分が興味もなかった人に嫌われても特に気になりませんが、

自分が大好きで信じていた人に嫌われると大ダメージを受ける、そんな感じでした。

 

さすがにこの英語力のまま海外にいきなり住むのは無謀

夫のヨッチャンと一緒に海外に引っ越すことを決意して、

向こうに住んだら毎日英語に触れて自然に慣れていくとは思うけど、

できるだけ快適に過ごすために日本で英会話の予習をしておきたいと、

マンツーマン英会話の2ヶ月短期集中コースに申し込みました。

 

普段、倹約を心がけている私ですが、ここは15万円以上どーんと支払ったのでレッスンのクオリティは素晴らしかったです。

しかし、15万円分上達したかというと…

久しぶりに英語に触れさせてもらったって感じでした。

 

英語を話せなくても意外と生活はできちゃったけど…

先ほどの「向こうに住んだら毎日英語に触れて自然に慣れていくとは思うけど」も大きな勘違いでした。

普通に生活する分にはスーパーで「Yes, please.」だけ言うことができれば、日々は問題なく過ぎ去っていくのです。

 

こちらに来て一か月で、

医者だからって、

海外に1年住んだからって、

英語は自然に話せるようにはならないと悟ったので、

英語を学ぶ手段について調べ始めました。

 

まずマンツーマンレッスンの先生を見つけました。

こちらは最高の出会いだったと感じていて、彼と話す時間は日本語同士であったとしても学びや発見、気づきの多いものだったと思います。また詳しい内容については別記事でシェアさせて下さい。

でも、私の英語はたどたどしく、理想の姿にはほど遠いままです。先生が相手だから理解してもらえるようなひどい文法の英語を発言している自覚があります。

 

このままで日本に帰ったら、海外帰りであることを隠して生きていかないといけないレベルだ…と思い、

さらに調べていると、

私が住んでいるイギリスには無料で英語を学ぶ機会が用意されているとのことでした。

 

具体的には

ESOL(English for Speakers of Other Languages )

Functional skills English courses

というもの。

 

何とかこの2つの申し込み、登録に成功し2022年9月からスタートする予定です。

日本語で検索しても情報が少ないので、

実際に参加してみて、

 

英語が苦手な医者が英会話を上達できるのか

 

検証していきたいと思います!

 

Kind regards,

Ako